Unityでゲーム開発をしていると必ず一度は遭遇するのが……
「Playモードで値を調整してしまい、Editorに戻ってリセットする事件」というもの。
あーやるやる、と思った方も多いのではないでしょうか。
そこで、今日からできる簡単な対処方法をご紹介します。
Playモードの設定を保持する
KuroMikanの環境
mac OS 11.X
Unity 2020.2.5
今すぐできる方法
Playモードで値を弄ったあとにPlayモードであることに気がついてしまった場合。
Unityのインスペクター上での操作だけでできます。
1) Playモードのインスペクター上で右クリック
2) 「Copy Component」をクリック
3) Editorモードのインスペクター上で右クリック
4) 「Paste Component Values」をクリック
これでPlayモードでコピーした値を保持できます。
アセットを使う方法
テラシュール先生の「PersistentAmongPlayMode_Unity」を使う方法。
使い方は、PersistentAmongPlayModeフォルダ以下をプロジェクトに配置し、破棄したくない値に[PersistentAmongPlayMode]を設定するというもの。
[PresitentAmongPlayMode] public float CharacterX;
↑この場合、CharacterXという変数は、Playモード中に設定を変更しても、Editorに引き継がれるようになります。
ちょこっとコードに手を入れることになりますが、ちょこちょこ調整が発生するもの(ステージ上のオブジェクトとか)に設定しておくと、Playモード中に値を調整し放題となります。