スマホゲームの品質(と開発費)は年々上がっており、1〜3年程度の開発期間が必要なミッドコアゲーム業界においては「完成する頃には既に時代遅れ」という悲惨なことも多々あります。
そんな中、2018年のジャンプフェスタで発表され、2019年にリリース予定だったアニプレックスの新作RPG『青の祓魔師 DAMNED CHORD』が2021年も目前のタイミングで開発中止になりました。無収入状態で延期に延期を重ねた末のプロジェクト解散。金ドブとはまさにこのこと。
これだけなら「嫌な事件だったね……」程度で済む話なのですが、何やら続きがあるようで・・・?
青の祓魔師 DAMNED CHORD 公式サイトより引用新プロジェクトについて
配信延期を予定しておりました、
スマートフォン向けアプリゲーム『青の祓魔師DAMNED CHORD』ですが、
目標とする品質に至らず、
開発中止させていただくこととなりました。
より面白いゲームを目指して、新プロジェクトを始動させていただきます。『青の祓魔師DAMNED CHORD』にて事前登録いただいた皆様には、
ご迷惑おかけしますが、新プロジェクトにて
改めて準備ができたタイミングで事前登録のご案内を差し上げます。
配信をお待ちいただいている皆様にはご迷惑をおかけしますこと、
心よりお詫び申し上げます。今後の最新情報につきましては、
こちらの新プロジェクトページをご覧ください。
冒頭の「新プロジェクトについて」の時点で「ん??」となったのですが、ただの開発中止のお知らせではなく、「改修不可能なクソゲーをぶっ潰して、イチから別のゲームを作ってまーす」ということのようです。
さすがアニプレックス、お金があるところは違いますね。青エクファンのためなら開発費が倍以上になろうがお構いなしです。
このタイミングでの発表になった件については、ある程度新作の目処が立ってから発表を行う必要があったのでしょうね。そうだとすると、数ヶ月前には既に旧作の開発が中止していた可能性も考えられます。
ちなみに旧作の開発会社についてググってみたのですが情報が一切出てきませんでした。完全に非公開のようです。社名非公開の開発案件の唯一のメリットは失敗しても社名に傷がつかないことですねw
なんにせよ、今度こそちゃんと面白いゲームとして世に生まれて欲しいものです。