原神公式サイトよりアンチチートプログラム(anti-cheat)について
『原神』をプレイいただいている皆様へ
現在、一部ユーザーがPC版『原神』を起動中に、バックグラウンドでアンチチートプログラム(anti-cheat)(ファイル名:mhyprot2)機能が自動的に起動され、ゲームを終了、およびアンインストールしてもアンチチートプログラム機能が持続的に運行するというご報告を受けております。該当の問題につきまして、当社で調査を行い、調査の結果をご報告いたします。
1. アンチチートプログラムは、システムの情報や現在起動しているプログラムの状態を読み取ることで、不正ツールを検出いたします。しかし、不正行為以外でアンチチートプログラムが読み取った情報は処理、保存、アップロードなど、それら操作を一切いたしません。
2. アンチチートプログラムがゲーム終了、またはアンインストール後、持続的に運行するのは一部の不正プログラムの利用者が、ゲームを起動しない隙間を利用し不正プログラムをゲームパッチに植え付けする行為を防ぐためであり、本旨としては公正なゲーム環境の維持を目的としておりました。
しかしながら、アンチチートプログラムが個人情報の安全性を脅かすと誤認させ、皆様を困惑させてしまうとともに、多くの混乱を招いてしまいましたこと、深くお詫び申し上げます。
よって、該当の問題の対応は以下となりました。
本お知らせ掲載より30時間以内、全リージョンで、アンチチートプログラムがゲーム終了、またはアンインストール後、持続的に運行する仕様を削除します。同時に、不正ツールの調査を強化していく所存でございます。
また、すでにPC版『原神』をアンインストール済みの方につきまして、アンチチートプログラムを削除したい場合、パソコンを再起動すれば、削除が可能となります。
miHoYoは、皆様一人一人のプライバシーを大切に重んじ、今後皆様のご意見に耳を傾け、再び不安にさせるような状況を発生させないよう尽力してまいります。
繰り返しとなりますが、原神運営チームおよびmiHoYoはあらゆるプレイヤーの個人情報や利益を不当に損なう行為をいたしません。
引き続き、皆様からのご指導、ご鞭撻をお願い申し上げます。
PC版『原神』、ゲーム終了後やアンインストールにも機能し続けるプログラムがあった!?
ゲーム業界ショートニュースです。会話の小ネタにどうぞ。
miHoYoの最新MMORPG『原神』の勢いが止まるところを知らない昨今、こんなニュースが舞い込んできました。
「PC版原神をアンインストールしても動き続けるプログラムがある」
ユーザーの承諾なしに動き続けるプログラムといえば、トロイの木馬のようなウィルスやキーロガーといったマルウェアを思い浮かべます。個人情報を抜き取って他所のサーバーに送信したり、キーボードの入力情報を取得してIDやパスワードを盗む、といったアレです。
最近は各メディアでTikTokの信用問題が取り沙汰されており、中国製アプリの使用を控えているという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そんな中、miHoYoから下記声明が発表されました。
バックグラウンドでアンチチートプログラム(anti-cheat)(ファイル名:mhyprot2)機能が自動的に起動され、ゲームを終了、およびアンインストールしてもアンチチートプログラム機能が持続的に運行している問題を公表しました。
この発表の翌日、無事に修正が行われたようです。
iOSのクリップボード取得問題といい、センシティブな問題を引き起こしている原神。非常によくできたゲームですので今後はこのような問題が起こらないことを祈ります。